人間関係

人間関係で重要なことは、勝たなくてもよいので、負けないことです。人間関係で、相手に負けてつぶされてしまってはいけません。職場や、学校で、嫌なことがあっても、何とか負けないように頑張ることが必要でしょう。 でも、その厄介な人間関係に勝つということは、相手をつぶすことでもなく、出世することでもなく、あなたのあなたらしさを失わないことです。あなたの明るさ、あなたの強さ、あなたのすなおさ、あなたのあなたらしい個性。まわりに合わせながら、適応しながら、営業成績を上げながら、それでもその中で本当のあなたらしさを失わないことが、人間関係に勝ったということなのです。怒ることが悪いわけではないし、お世辞を言うことが悪いわけではありません。負けなければよいのです。辛いとき、自分らしさを失わないで、負けないことです。  

 

人間関係の問題のほとんどは、相手の評価や気持ちを推し量りすぎることによると言えます。”相手の評価や気持ちを推し量りすぎる”、この点が認知行動療法による治療のポイントになると言えます。自意識が強すぎて、常に憶測や推測、顔色伺いをするために、多くの問題を生み出すのです。

 

相手の評価や気持ちを推し量りすぎると、以下に述べるもろもろの問題が出てくることになるのです。

 

[非定型コニュニケーションができない]

この問題は、相手の評価や気持ちを推し量りすぎることで出てくる問題です。日々のコミュニケーションとは仕事の話しばかりではなく、報告連絡相談でもなく、雑談なのです。 雑談とは日々のどうでもいいような話しなのですが、この雑談を通して人はその人なりの人柄を理解出来、また雑談から親密な関係が生まれますので、雑談が出来ないということは他の人との親密な関係が築けないということにつながるのです。


[自己からの発信]

主張したあとの評価を気にし過ぎることが原因と言えます。”あんなことを言ってよかったのか”、”強く言い過ぎたのではないか”といったことを事後で四六時中考えるようなことです。
また主張出来ないで自分を抑え続けることから精神的なストレスを溜め込むことになります。

 

[仕事の分担]

これも、主張したあとの評価を気にし過ぎることが原因と言えます。”分担についてこんなことを言うと無能と思われないか”といった考えです。自分の分担についても、他人を助ける場合にも、共通するものです。

 

次に人間関係で困った場合に、私たちが選択する態度は以下の3つに分類されます。

 

[逃避]

 

・心理的なもの

心理的逃避とはその場にはいるが、その場に居る人と心を通わすことがない状態を示します。


・空間的なもの

 学校や職場を逃げて避けます。


[対立]

人と対立する場合、多くの人は相手に勝つことに執着します。

 

[協力]

理想的な人間関係です。 協力とは助け合い、分かち合い、自分を尊重しながらも相手を尊重することです。

 

▲このページのトップに戻る