新型うつ

新型うつの症状・原因・療法

新型うつが増えています。

新型うつの症状

新型うつの特徴は、”周りの環境や他人のせいにする”傾向が強いようです。この点が、日常生活や仕事、友達関係などがうまくいかなくて”自分を責める”という従来型と違っています。職場で多く、物事がうまくいかないことを”会社や上司”のせいにし、「会社が悪い」「上司が悪い」などの言葉が口癖のようになります。 ひらたく言ってしまえば、”仕事中にだけうつになり、会社の外では元気”というのが新型うつです。 私はこれまでに大きなうつに3度かかりましたが、20代の後半にかかったのがこのタイプのうつでした(当時まだ新型うつという名称がありませんでしたが)。

 

[主な症状]

・主な症状は通常のうつと同じだが、自分にとって好ましい事や都合の良い事があると気分が良くなる。

・落ちつきがなく、いらいらしている。

・体の重さが感じられ、疲労感がある。                                 

・対人恐怖の傾向がある。

・過食、過眠傾向がある。

・人間関係に過敏で攻撃的になるなど激しい反応をする傾向がある。                           

・他人の評価を気にするため、他者の意見で自己評価が左右される(他人の顔色を伺う)。

[原因]

原因には、内的要因(本人の気持ち・心構え)と外的要因(周りの環境・人間関係など)があり、両方がからみあい、発症します。   内的要因が強い場合は、ずっと一人だけで悩んだりすると、重症化することもあります。外的要因が強い場合は、周りの環境を変えるだけでも、うつ症状が軽くなる場合もあります。

[療法]

周りの環境を変えるだけで直ったりする場合もありますが、新しい環境に慣れてくると、また症状が発生しやすく、ある程度長時間にわたるカウンセリングが必要です。新型うつでは薬がきかず、カウンセリングが有効であるとされています。元々うつに対して開発された認知行動療法が新型うつにも適用できます。
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