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経済的、社会的及び文化的権利(社会権)は、人が、人らしく生きるために必要不可欠な、食糧、住居、
教育、健康、労働といった基本的ニーズを満たすことを「人権」として規定したものです。国際社会におい
ては、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(社会権規約)の履行を監視する国連社会権規約委
員会の活動を通して、規約の内容が急速に精緻化されつつあり、2008 年6月には、国連人権理事会によっ
て、社会権規約の個人通報に関する選択議定書が採択されるなど、社会権をめぐる議論は、今、まさに大き
な転機を迎えようとしています。
日本においても、貧困・格差が社会問題化し、憲法25 条の生存権の意義が問い直されていますが、裁判
所は、社会権の適用に関して消極的な立場をとり続けています。また、司法の場以外での社会権の活用方法
(いわゆるライツベーストアプローチ)については十分な議論がなされていません。
そこで、本セミナーでは、長年にわたり社会権規約委員会の委員を務め、健康への権利に関する元国連特
別報告者でもあるポール・ハント氏に、社会権に関する近年の国際的な議論の動向を紹介していただくとと
もに、法律家および開発援助・医療等の現場で活動する国際機関・政府・NGO が、社会権をどのように活用
することができるか、他国での先例も交えて、お話しいただきます。
~講演~
ポール・ハント 氏
<到達可能な最高水準の身体及び精神の健康を享受する権利に関する元国連特別報告者>
~紹介報告~
藤田 早苗 氏
<英国エセックス大学人権センター、ヒューマンライツ・ナウ社会権プロジェクトチーム>
●日時 2009年1月9日(金)18:30~20:30(開場18:00)
●会場 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル第17 会議室
交通/JR山手線・東急線・京王井の頭線「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩約10分
地下鉄「表参道駅」B1 出口より徒歩約5 分(裏面地図をご参照下さい。)
●参加方法 参加費500 円(資料代)・事前申込不要(直接会場へお越し下さい。)
主催:(特活)ヒューマンライツ・ナウ / 青山学院大学人権研究会
お問い合わせ:ヒューマンライツ・ナウ
〒110―0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル3階
TEL 03-3835-2110 FAX 03-3834-2406
Email info@ngo-hrn.org
主催:ヒューマンライツ・ナウ/青山学院大学人権研究会
社会権の活用をめざして~国際的議論の動向と先例から~
2009年1月9日(金)18:30~ 青山学院大学青山キャンパス総研ビル第17 会議室
●ポール・ハント氏 プロフィール
英国エセックス大学ロースクール教授。同大学人権センター所員。弁護士。ヨーロッパ、中東、ア
フリカ、南太平洋地域における人権分野での活動に広く従事。ロンドンに拠点を置く人権NGOリ
バティのリーガルオフィサー、ガンビア共和国ブルンジにあるアフリカ民主主義・人権研究センタ
ーの副所長などを経て、1999年、国連社会権規約委員会委員に就任(~2002年)。その後、2008
年8月まで、到達可能な最高水準の身体及び精神の健康を享受する権利に関する初代国連特別報告
者を6年間にわたって務めた。
※この講演会は、財団法人大竹財団の助成金を受けて実施しています。
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